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公共の霊園ではどのくらいの費用がかかるのか
霊園の中でも、都道府県や市町村などの自治体が運営をする公共霊園は宗派等に関係なく利用することができます。
費用も民営や寺院墓地に比べて安く利用しやすい面があり、使用する際には管理料と使用料が必要になります。
まず、管理料は毎年発生し維持費に使用されます。
使用料は、簡単には使用する権利を得るための金額になり、一度支払うことで承継者が受け継いでいくことができます。
つまり、簡単には永代に渡っての使用料ということになります。
ただし、契約解除や墓じまいの場合には使用料は返還されません。
それぞれの金額は地域によって異なり、公共霊園の場合は、一般的には管理料が1,000円~10,000円程度です。
使用料は大きな開きがあり、1例をあげれば千葉県の場合では区画面積0.86㎡で270,000円、埼玉県では1.46㎡で310,000円になっています。
東京でも郊外であれば区画面積0.96㎡のケースで570,000円程度になるものの23区では100万円を越えるケースが多く、仮に一等地ともなれば最も狭い区画でも4,000,000円以上の価格となります。
一方、地方では数万円で購入できるケースもあり、具体的な価格は担当課への事前問い合わせや応募条件で確認をすることができます。
自治体などの公共の霊園に申し込むときには公募期間があるので注意しよう
空きがあればほとんどいつでも申込みができるお寺や民間の霊園とは違って、市区町村など自治体が運営している公共事業の霊園には公募期間内に申込みしたり抽選会での当選しなければならないという決まりがあります。
公共事業の霊園に人気が集まるのはたとえ一等地にあるものでも民間と比べると安価に手に入れたれたり、お寺の檀家になるなどの面倒臭さがないからかも知れません。
確かに期間内に申し込みをしたり当たってから使用の許可を得たりする手続きにはお役所仕事らしい辟易する部分もありますが、その分しっかりと管理してもらうことができたり安価で提供されるのですから仕方がないところもあることでしょう。
ただし公募に申し込んで当たらなければ使用できないことを考えれば、多少管理費などが高くても民営の気に入った霊園に申し込みを考えるのも良いところがあります。
公営とは違って送迎バスなどを用意して、いつでも供養しやすいように整えられている面があるからです。